絵を鑑賞する立場から企画した手作りの展覧会でした。
作品は具象・写実を基本とする伝統絵画に現代のエスプリを加え、
豊かにメッセージを発する100〜150号の大型作品約25点。
会場は市役所東400Mにある重要文化財の名古屋市市政資料館。
大正11年に建ったネオ・バロック様式の素晴らしい建物です。
建物の荘厳な雰囲気と作品の魅力が見事に融合し高め合いました。
作品が豊かにメッセージを発し、
観る人が作品から深いメッセージを感じる絵画。
それがアポカリーアートの世界です。
私たちはそんな作品を求めてここ数年の国内美術団体展を巡り、
ひときわ輝くいくつもの具象・写実作品に出会いました。
作家諸氏の賛同を得てこれらの作品を全国から
名古屋に集めて展示しました。
本展は、絵を描く人・見せる人・販売する人ではなく
絵を観て楽しむ美術愛好家有志の企画による手作りの展覧会で、
入場料、作家参加料ともに無料です。
この第2回アポカリーアート絵画展は
あいちトリエンナーレ・パートナーシップ事業に認定され、
トリエンナーレ会期中の9月14日から23日に開催しました。
あいちトリエンナーレで現代アートの素晴らしさを存分に体感され
その続きで本展をご覧頂いて、
伝統絵画の魅力を同時に味わって頂く事を
本展実行委員一同が期待し、開催致しました。
おかげさまで600人の美術愛好家の皆様にご来場いただけまた。
◎アポカリーアートとは
美術の世界は驚くほど広くて多様です。
様々なモチーフがあり様々な表現法があります。
作品を創り出す心は様々でしょう。
そしてそれら作品を見る目も心も様々です。
そこには常に新しい展開があり新しい発見があり。
ワクワクするほど魅力溢れる美術世界が広がり続けます。
こうして限りなく広がる美術世界の中で、
具象表現を基軸として、古典から引き継がれた伝統の上に
新しい表現の世界を拓こうとする作品も数多く登場しています。
これらの中に、格別に豊かなメッセージを発する作品が
いくつも存在することに気付きました。
そんな作品が湛える魅力に強く惹かれつつ
こうした作品を私たちはアポカリーアートと名付けました。
アポカリーアート (Apocaly Art)とは作品が「啓示する」とのイメージから、
黙示・啓示=Apocalypseなる古い英語をなぞって銘じた造語です。
アポカリーアートは伝統の上に新たに拓かれた深淵なる美術の世界。
それはシンボリック+コンセプチュアル+スピリチュアルな表現の昇華晶!
深い想いを籠めて制作され、豊かにメッセージを発する作品です。
古典に源を発する具象絵画の伝統の上に、
ルネッサンス期に創造された確かな魅力を加え、
更に現代のエスプリを精緻に織り込んだ作品です。
第2回アポカリーアート絵画展
協力 銀座「アートもりもと」 名古屋 「ギャラリー Ray」
豊田「豊田画廊」
会期・会場
2013年9月14日(土)〜23日(月・祝)
午前10:00〜午後5:00
但し9月17日・19日は休館日
初日9月14日は午後1:00開場
名古屋市市政資料館3階 第2・3・4・5展示室
入場無料
名古屋市市政資料館
大正11年建築
ネオバロック様式
レンガと石造りの洋館
3階に展覧会場があります
地下鉄名城線「市役所」下車
2番出口を出て広い出来町通を東へまっすぐ350メートル
突き当たりを右に曲がって50メートル
目の前に名古屋市市政資料館が建っています!
市役所駅から徒歩8分です
市バスは「市役所」下車、交差点から東へ徒歩8分です
作品データと制作意図コメントなどを順次掲載します
なお実作品のサイズは100〜150号で
ここに掲載した写真の縮尺は作品毎に異なっています
写真をクリックすると大きな画像になります
五十音順
第1回アポカリーアート絵画展のご報告
作品 2007年〜2011年の国内主要公募展展示作品を中心に24点で構成
会期 2011年5月4日から8日まで開催
会場 名古屋市市政資料館の展示室4室を使用...天井高3.5M
展示 24点…横4.5M×縦1.8M・1点 200号・1点 150号・1点
130号・3点 100号・16点 50号・2点
来場 約400名
窓から入る自然光をメーンにスポットライトを併用
制作意図コメントを作品横に掲示(ご賛同頂いた作家分)
来場のお客様に任意でアンケートに答えて頂きました...回答数118件
全体評価(興味・関心度を4段階評価)
非常にあり 45件
かなりあり 44件
すこしあり 16件
ほとんどなし 0件
評価記入なし 10件
同好の士が主な観覧者だったこともあり高い評価を頂きました
会場を訪れるお客様(多くがご夫妻)から、私たちに直接の賛同・共感・賞賛・絶賛のお言葉をたくさん頂戴しまして、手探りで企画を進めて参りました当絵画展の目指すものが理解頂けたことに感激いたしました。
それほどに魅力・迫力溢れる作品ばかりの展覧会でした。
これらの作品を制作なさった作家先生に敬意を表するとともに、出展をご了解いただきましたことに感謝申し上げます。
下記は、アンケートのコメント欄から引用した文章ですが、愛知県内の芸大の元学長先生から頂いたこのご意見からもエネルギーを頂戴した気持です。
『いや、凄い展覧会!驚きました。 一つの眼、確かな目で、秀作を再登場させる魅力。 これぞ本来美術館の仕事でしょう。 ありがとうございました。』
会場建物(大正11年建築のネオバロック風3階建)とアポカリーアート作品のテイストが上手く融合し、非常に落ち着いた雰囲気の展覧会となったこともあり、長い時間観覧されるお客様がとても多かったことが印象的です。
また会場天井が3.5Mと最近の大規模美術館に較べて低く、4つの展示室それぞれがあまり広くないこともあって、総ての作品が一段と大きく感じられました。
作品が豊かに湛える魅力が更に増幅されて観覧する人々に届いたと思います。
第1回展アンケートの「ご意見・ご指摘」欄からの抜粋
①いや、凄い展覧会です!驚きました。一つの眼、確かな目で、秀作を再登場させる魅
力。これぞ本来美術館の仕事でしょう。ありがとうございました
②アポカリーアートと名付けた分野が鑑賞者に直に伝わってくる絵画展です。 非常に
レベルが高く、一つの作品の前にいる時間が長くなります。 デザイン性の高い絵に
惹かれたが、3Dのような新しい感覚の絵もあり、アポカリーアートも奥深いのだと
感じました。
③私達の存在つまり人間を中心に伝統の中に新しい息吹を感じさせる作品に対面
でき、大変に楽しく大いに感激しました。
④まさに時宜を得た企画、ありがとうございました。自然と文明のかかわりについての
課題が鋭く表現されていました。展示会場の空間も作品にマッチして素晴らしいと
思います。
⑤とても感動しました。癒される、又、訴えてくる様な絵が多くありました。
この企画に心から敬意を表します。なんだか元気が出てまいりました。
⑥作品の配置に統一性があってよかった。芸術家の鋭い感性によってのみ表現し得た現
代性と普遍性に感動しました。
⑦絵画の表現しようとしている思いの奥深さの一部を理解し、大変なものだと感心し
ました。すばらしい作品が多く、企画に感銘を受けました。
⑧展示室ごとの作品配置(隣同士の作品が共鳴し調和し際だつなど)にご苦労されたこ
とを感じます。大作の前で対峙していると作品と会話できることを実感しました。
⑨大変感動しました。このような絵ばかりを見たことがありません。絵を観て自分の人
生の記憶にある場面や人などの思い出が蘇った気がします。
⑩どれも表面的な絵ではなく奥深く魅せられる絵でした。最近これだけ一つ一つの絵が
全て興味深く見られたことはなかったように思います。
⑪展示作品全体を通して、不透明さや不確かさを感じたが、人間の歴史・生から死を見つ
める眼と心がその背景にあるのだと思える。その中で"higherⅢ"と"空を視る"はとて
も明るく、不思議なほどクリアーに思えた。
⑫素晴らしい大作ばかりでした。描くこと...それは生きること。如何に生きるか考え
させられる作品ばかりでした。
⑬統一的なある軸でまとめられた展覧会である、と強く感じました。
心に滲みる絵ばかりでした。 今後の発展を祈念します。
⑭素晴らしい絵を見せて頂いた。心象を描いた絵を見て様々に想像するのは楽
しい。なにより、どの作品も綺麗だ。
⑮会場となった名古屋市市政資料館の雰囲気が素晴らしい!
その中での吟味された絵画はどの作品も感激!よくもこれだけ大きな号数の秀作が
集まったもの、と感激です。 作品の色彩感覚にも共鳴しました。
楽しませて頂き感謝です!
⑯外光の射す明るい場所でこのような大作・力作を間近に見られたのは素敵でした。
◎第1回絵画展展示作品...転載不可
24点の展示作品写真と作家名を以下に掲載いたします(五十音順)
作家諸氏の制作意図、作品に込めた想いにもご注目ください
白の幻想
伊勢亀君代 (群馬県)
100F キャンバス•油彩
板壁は内と外とを分けへだてるものであり、又自分を守ってくれるものでもあります。その板は単なる平面な板にすぎませんが、長年にわたり、朽ちた白い板の中には喜び哀しみ切なさといろいろな秘密の世界が溶けこんでいるのだと思います。今回の作品は1人の女性をイメージしながら、自分の五感を通して造形を追いながらキャンバスとの対話を繰り返し描きました。
higher Ⅲ
伊藤晴香 (愛知県)
100S キャンバス•油彩
明るい方へ、光の方へ向かってゆきたい、という気持ちを表現しました。余白を生かし、動きのある画面になるよう心掛けました。
深い道
井本宏子 (京都府)
150F キャンバス•油彩
幼い頃、山道でたった一人迷子になり、歩けども行けども道に出られず、その恐ろしさに大声で泣いていたことを思い出します。この年齢まで生きてきて、正に生きるということは、あがき苦しみ乍ら何かを得ようと、自分の道を歩き続けることだとつくづく思います。自分の目的とするものを求めて深い道を歩き続けて、たとえ何も得ることはかなわなくとも、尚、深い道に入らざるを得ない。そんな気持を描きました。
SHIP
岩井千佳 (神奈川県)
100S キャンバス•油彩
よく人生は航海にたとえられる。そして人間は明日沈むかもしれない不安定な船に乗り、旅を続けている。制作行為も旅なのだろうか?作品には何がどんなふうに表現されていくのだろう。人間の心理世界を探り発見を楽しみながら制作していきたい。
水の記憶「おにやんま」
遠藤マサ (埼玉県)
100S キャンバス•油彩
子供だったころ
おにやんまがきました
目の高さに浮いて
大きく目をむいて
語りかけてくれました
何を話してくださったのか
わかりません
それでも あれは まちがいなく
語りかける姿でした
もういちど きてください
これからも きてください
時
小川満章 (岐阜県)
100S キャンバス•油彩
核1万年-出現
亀谷秀司 (岐阜県)
130F(変) ベニヤ板•油彩
2011年、大地震が大きな被害をもたらした。中でも、原子力発電所は、住民の生活の場さへ奪ってしまった。核燃料の最終処分は、地下に埋め捨てる計画である。岐阜県瑞浪市では、超深地層研究所の名で、直径6m深さ1000mの立坑が掘られ、最終処分研究が重ねられている。作品の ”出現” とは、少女が、うたた寝をしている窓の外で、ある日、突然、立坑が、掘られ始めた場面である。
月宮
工藤真詞 (東京都)
100F キャンバス•油彩
旱風(ひでりかぜ)
さきやあきら (栃木県)
100F キャンバス•油彩
夏の太陽は草や作物を大きく丈夫に育てる。草いきれをいっぱいに孕んで吹く風は気持のいいものだ。しかし、いまこの国の農家には旱風が吹く。3.11の震災と津波に続く原発の不始末は、まさに未曾有の惨禍で、関東、東北の農家に又ひどい旱風が吹き荒れている••••••。これは 人災だ。
帰路
生地京子(石川県)
100S キャンバス•油彩
帰路という題名は「死を視ること帰するがごとし」と死ぬことを家に帰ることのようにたとえる心から引用しております。人生の喜怒哀楽を交えて自然と共感していただけたらと思います。
公園
茶谷弥宏 (石川県)
100F キャンバス•油彩
忘れなじ
鶴牧京子 (群馬県)
100S キャンバス•油彩
生命の循環の中での、生命の輝きが表現
出来れば、という想いを込めました。
川面にかいつぶりの鳴く刻(Ⅰ)
中川 功 (滋賀県)
100F キャンバス•油彩
川面に時折、はげしく波紋を描きながら「かいつぶり」が「キ•キ•••」と鳴く。人の叫びにも似たそのけたたましい鳴き声は、もの悲しい刻(とき)の訪れをつげるかのように。やがて夕日が西の山に傾き、川沿いの堤防一帯の静けさの中にかいつぶりの鳴き声だけがこだまする。
portrait #1 長久保怜美 (愛知県)
1820×1820+1820×910+1820×1820 ミクストメディア
私は、絵を描きはじめるとき、完全な完成図は頭の中にもありません。
描きながら、刻々と変化する画面と向き合って筆を置くときまで対峙しつづけます。
この作品に関しては、他の作品と比較すれば、大きさもあるので長めだったように思いますが、
ふり返れば長いような短いような、あまりはっきりしません。
向き合っていた時間を画面の中に置いてきたからかもしれません。
刻
長谷川基子(愛知県)
150S 日本画
砂が落ちる様子を見て一瞬を感じます。芽が育ち大樹になり、そしてそれが朽ちる様子を見て、永い永い年月を感じます。時の流れと共に生じる変化を受け入れることの大切さを作品に込めました。
春を映す夏
長谷川理奈 (東京都)
50F キャンバス•アクリル
日本には四季の他、二十四節季があります。ですが節季とは区切られた存在ではなく、水のように流動するものなのだと感じています。なのでそのワンシーン。夏という水面に映る春をイメージして描きました。この作品がご覧になった方にとってよいものであれば幸いです。
潮満るまでⅡ
林久人 (宮崎県)
100S キャンバス•アクリル
宮崎の波状岩と大きな岩を見ながら、この作品群の基本を考えました。何か変化するとして、波を連想し、風景と重ねてみました。果たして波とともにくるものは......。
海の記憶
星美加 (茨城県)
100S パネル•油彩•アクリル
時間と共に風化していくもの、一瞬の現象である風や波紋、そういったはかないものを描きたいと思っています。その中で私がよく描くモチーフに船があります。かって人間が使っていたであろう
朽ちた船は今では忘れられたようにそこに在って、そのことにさびしさと愛着を感じます。
是非この絵を見てどんな物語が隠されているのか想像してみてください。
讃美歌
三浦愛子 (神奈川県)
130F 雲肌麻紙•岩絵具
死都-天使
村田英子 (東京都)
100F キャンバス•油彩•ミクストメディア
バロック絵画・建築・彫刻に深く傾倒して、取材をくり返しています。バロック芸術の宝庫・ローマに単身滞在し、祭壇彫刻を作品のモチーフに決定してから、色のマチエール(ずっと開発・研究してきたもの)を有効に生かすことができてきている.生と死、現世と黄泉、神と女神の存在、そして宇宙観...
バロック絵画にこめられたものを実感しながら、キャンバスと対峙している。
2010年は死都をテーマに制作し、 "死都-天使" は、クノップスを唯一人讃えた詩人の意を借りて、題名とした。 2011年3月に絵が現実となった今は、祭壇画にひざまずいて、祈る者として制作している。
月影 50F
南舘麻美子
木版凹版メディウム剥がし刷
この作品は「夜が明ける迄」というテーマで制作した作品の一つである。
多くの人にとって夜は極めて個人的な時間である。
朝迄の不思議な時間とは、殆どの人がそうであると思うが、
眠くとも眠れなくとも様々な事が不思議に思え、夢まじりの幻の様な事さへある。
子供に戻る者も居るだろうし、幻想的な何かを感じる者も居るだろう。
そこには微かなときめきも含まれる。
朝になる迄の怖さ、朝になってしまうことへの寂しさ。
夜が明ける迄あとどれくらいだろうか。
それは人が大人になる迄の時間と似ている。大人になる前にやっておくこと。
それは朝になる迄の間にやらなければならない事と重なるのでは、と思った。
ここでは月面で遊ぶ少女を描いた。
星を眺める、本を読む、想像する、うとうとと夢を見る…
急いで全部やらなければならない事は沢山ある。
夜の時間の儚さ、子供時代の儚さの様なものが表現出来たらと思った。
空を視る
山根須磨子 (滋賀県)
100S キャンバス•混合技法
若い女性と蓮を描くことにより、これから伸び行こうとする未来への期待と不安を表現しようとしています。アクリル•テンペラ•油彩の混合技法を用いて制作しています。
アンタレスⅡ
横山由美子 (広島県)
200F 日本画
次にどんな絵を描こうかと考えている時、漠然とイメージが湧いてきて、
思いのまま、手が動くままに描いたら、こんな構図になっていた…
この作品はそんな風にできた作品です。ただ一つあった確かなイメージは、
アンタレスという南の空の低い所に出る赤い一等星。
一度は見てみたいと思いながら、今までに一度も見たことがありませんでした。そのあこがれを、「アンタレス」という名の睡蓮に重ねました。
星宿る地
米田和秀 (埼玉県)
130F 卵テンペラ油彩、銀箔
作品に込めた想いは強く、その意図は絵筆に乗って作品の表層へと積み重なっていくような気がします。この風景を選んだ理由も、この女性を描いた理由も、「星宿る地」というテーマも•••
意外にも作者は、描くことで、「あぁ、そうだったのか」と、深く理解することが多くあります。
この絵を見るとラファエロ前派のオフィーリアを思い起こすが、あれは水死体であって、この女性の場合にはきわめて心地よさそうに眠っている。水の波紋が独特のリズムをつくって、その波紋の一つひとつが星座のように扱われ、まさに星をそばに引きよせて癒されているようなイメージが表れているところが面白い。人間のかたちもよく描けているが、それ以上にバックの空間処理にきらきらとした才能を感じる。
美術評論家•高山淳氏 「美術の窓」2010年12月号掲載文
◎今後の活動といたしまして
このジャンルの大型作品を日本全国に求め、力溢れる作品を
大きな会場でゆっくり鑑賞していだける企画展を開催いたしました。
同時に、ネット上に開いたギャラリー NスクエアのHPにも作品を掲載し
作家の方々が作品に籠められた想い、そして美術を愛好される皆様の
ご感想やご意見をこのHP上で交換し共有してまいります。
2013年9月に開催した第2回展覧会の報告もご覧ください。
Nスクエア
Tel/Fax 0565-41-6104
HP http://n-square.jimdo.com
Mail nsquare5497@yahoo.co.jp